一般社団法人 日本周産期・新生児医学会
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日本周産期・
新生児医学会事務局
〒162-0845
新宿区市谷本村町2-30
新生児蘇生法普及事業事務局
TEL:03-5228-2017
FAX:03-5228-2104
Mail:info@ncpr.jp

コンセンサス2010によるNCPR改訂に関するQ&A

<今回の改定で必要となる器材について>
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Q26.パルスオキシメータとはどんな機器ですか?
A26.  

パルスオキシメータとは、血中を流れる血液の酸素飽和度を測定する機器です。
体内では赤血球のHbによって酸素が運ばれますが、この機器では、体内のHbの内どのくらいのHbが酸素を運んでいるか(酸素飽和度)を知ることができます。通常、95%以上のHbが酸素と結合しています。


Q27.パルスオキシメータにはどんな種類がありますか?
A27. 現在、日本ではいくつかの会社が販売しています。
設置型からポータブル型までいろいろな種類があります。
どのメーカーの機器でも構いませんが、必ず新生児用のプローベを使用できる機器を選択してください。

Q28.プローベはどのように、どこに装着したらいいですか?
A28. パルスオキシメータのプローベは、赤い光を出す発光部とそれを受ける受光部からできています。
新生児用のプローベを使用し、その発光部、受光部が患児の組織を挟んで向き合うように装着します。
装着部位は、出生直後の新生児の循環状態(動脈管の存在)から、右手となります。手のひらを挟んでプローベを装着すると安定性がいいかもしれません。

Q29.酸素濃度を調節するための機器を教えてください。
A29. 酸素濃度を調節するには、ブレンダーという酸素濃度調節の機器が必要となります。
 この機器には、酸素の配管に加え圧縮空気の配管が必要ですので、機器だけを購入しても使用できません。

Q30.Tピース(レサジフロー)について教えてください
A30. 欧米では蘇生時に使用されている機器です。
酸素濃度の調節ができ、最大吸気圧・終末呼気圧をそれぞれ設定圧でのマスク人工呼吸ができます。
また、マスク使用によるCPAPにおいても圧設定、酸素濃度設定が可能な機器です。
Consensus2005の段階では日本で販売されていませんでしたが、現在では日本でも購入が可能です。









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